ラピスイグニスってなに?

蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂

ラピスイグニス(Lapis Ignis)とは

蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青灯堂

ラピスイグニスは、光を蓄えて放つ「蓄光」の性質をもつ、特殊な人工石です。
青灯堂の工房にて、店主自身が独自に配合・製造し、開発しました。

明るい場所では、ラピスラズリのような鮮やかな青色。
暗闇では、まるで星雲のように、静かに青白い光を灯します。
※UVライトは不要です。

蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂
蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂
蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂
蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂

お手持ちのスマートフォンのライトを10秒ほど近距離で当てるだけで、
数時間にわたり、美しい発光が持続します。

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蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂
蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂
蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂
蓄光石ラピスイグニス(Lapis Ignis)/青燈堂

名前の由来

ラピスイグニスはラテン語で「火の石」(Lapis:石、Ignis:火)という意味を持ちます。
日本語名を「青灯石(せいとうせき)」といいます。

暗闇で光る様子が、青い炎のような妖しさと、どこか幻想的な静けさを湛えていたため、名付けられました。

この工房の名「青灯堂(せいとうどう)」も、ラピスイグニスの製法を発見したことをきっかけに、青灯石から名付けられています。

開発のきっかけ

市販の蓄光素材を見たとき、まず感じたのはその“質感”への違和感でした。
多くの蓄光素材は、明るい場所では白っぽく濁った乳白色で、「いかにも蓄光」といった印象を与えてしまいます。
カラフルなタイプも存在しますが、多くは樹脂製で、質感や耐久性の面でアクセサリーに適しているとは言い難いものでした。

「明るい場所でも、暗い場所でも、美しい宝石のように見える素材をつくりたい」
そんな思いから、ラピスイグニスの開発が始まりました。

また市販の蓄光石は、全体が均一に光る味気のないものばかり。
ただ均一に光るのではなく、星空のように繊細で、どこか感情のこもった煌めきを宿せないか。

ラピスイグニスの開発では、粒子の配合や比率、表面の質感などを調整しながら、表情の豊かな「理想の光」を追求しました。

素材の選定から焼成方法まで、試行錯誤を重ねて──ようやく、“宝石のような蓄光石”が完成したのです。

素材へのこだわり

ラピスイグニス(蓄光石)の素材は、鉛フリーの工芸用ガラスを主成分とする人工石ですので、人体に安全です。蓄光ですが放射能などの心配もなく、安心して装着いただくことができます。

※一部の原石型商品では、ガラスではなくレジンを使用しています。

また青灯堂で販売する指輪のほとんどは、日常の中でもアレルギーなどできるだけ気にせずに身に着けていただけるよう、就寝中の着用も想定した設計・素材選びを行っています。

「14KGF」と表記のある商品は、地金の素材の表面に14金を使用しています。

14KGFは「14金ゴールドフィルド」の略で、真鍮などの金属を芯として、その表面に総重量の5%以上の14金層を圧着させた素材のことです。金メッキよりも金の層が厚く、耐久性に優れているため、長くご使用いただいても、その美しさを保つことができる素材です。